未来デザインラボ@寺嫁ママの子育て挑戦記

子育ての悩みを死生観を考えることで解決!〜仏教×心理学のハイブリットメンタルケア〜

HSC長女が学校へ行けなくなったお話③

こんにちは。マミーズラボ代表あいです。

 

前回。長女から学校へ行きたくない理由を聞いた私。長女の希望を全て聞くのは甘やかし?それとも必要な配慮?と悩んだところまでを書いていました。

 

今日は、その後私が取った対応について。

 

長女と話した後。学校の先生と直接話す時間を作ってもらい、学校へ行ってきました。

そこで私が伝えたことは5つ。

 

・長女にはHSCという特性があること(HSCの特性を先生に説明しました)

・幼稚園の時は場面緘黙もあったこと(場面緘黙の症状も先生に説明しました)

・今までは頑張って学校に行っていたけど、それを続けるのは難しい事

・音が苦手なこと

・学校側にしてほしい(配慮を必要とする)こと

 

その上で。先生側からの要望等もあったので、何度か担任の先生を始めとする先生方と複数回相談をさせていただくうちに、なんとなく「長女専用の学校の過ごし方」マニュアルみたいなものが出来上がってきました(笑)

 

どんなことが決まったかというと…

 

1週間のうち、なるべく出て欲しい授業を先に教えてもらっておく

 

 先生側もやっぱり、カリキュラムにのっとって授業を進めていく以上、生徒には欠席されると困る授業も存在するわけで💦例えば

 

・〇〇の体育は運動会の練習が大詰めだから出てほしい

・〇〇の生活は植物の種を植えるから出てほしい

 

などなど。1週間のうち、できれば出てほしい授業を私と長女にお知らせしてもらうことになりました。先生には、お仕事を増やして申し訳ないのですが、この予定のおかげで、1週間の見通しが立ちやすくなり感謝しています。

 

長女の場合は、本人には学校へ行きたい意思はあるけど体がついていかないパターンだったので、この方法を使うことができたのだと思います。

 

なるべく出てほしい授業以外の授業は、保健室でも教室でも家に帰ってもOKと担任の先生以外にも知っておいてもらう

 

担任の先生だけでは限界がある生徒への対応。担任(学年主任)の先生・養護の先生・教頭先生と複数の先生に長女の状態を知っておいてもらうことで、学校での対応がスムーズになりました。ありがたいことに、1年の時に長女の担任をしていただいた先生にも未だに気にしてもらっていて、周囲の環境に恵まれていることに本当に感謝です。

 

そして。担任の先生以外にも長女の状態を知っておいてもらうことで意外なメリットが(笑)現在。欠席や遅刻の連絡は電話でするのですが、私が欠席の連絡を電話でしやすくなりました。電話を受けてくれる先生方が長女の事を知っていてくださるので、会話がとてもスムーズ。

 

授業以外でする勉強の進捗状況をざっくり親と先生で共有する

 

現在。長女が教室で授業を受ける割合は約4割。残りは保健室や家での自習になっている長女。学校の先生にもZ会をしていることや、Z会でどんなことをしているのかを伝えたり、先生から保健室でやっておくプリントをいただいたりしながら、双方の連携をこまめに取るように心がけています。

 

また、学習指導要領等を確認して、長女の該当学年で何を勉強して何ができるようになっていないといけないのか。把握することにも努めています。場合によっては授業に出ていない分、保健室で日本地図パズルをしたりなどの理社の先取りにつながるようなこともしています。このおかげか、長女はすでに都道府県と県庁所在地を全て覚えてしまいました。

 

次回は、それでもやっぱり困ることも多い💦ということ。

日曜日更新予定